みなさん、こんにちは。
今回は小学生の息子がはまったカードゲーム、その名も『アルゴ』をご紹介いたします。
アルゴの内容を一言で説明すると「数当てゲーム」になります。
いかにして相手の数を当てていくかが重要となり、そのために頭をフル回転させることになります。
頭を使うことから「頭がよくなるゲーム」と考えられていますね。
実際、アルゴの公式ホームページには次のようなコメントが記載されています。
ゲームをしながら、算数に強くなり、論理的思考力が高まるなんて素敵ですよね!
そして、お父さんのポイントアップにつながりそうな、親子でできるってところがまたいいじゃないですか。
どうでもいいですが、アルゴ公式ホームページには「論理的思考がアップ!」と表記されているのですが、「論理的思考力がアップ!」の方がしっくりくると思うのは僕だけでしょうか。
誰が作った?
とても良いゲームであるアルゴは誰が作ったのでしょうか。
公式ホームページでは以下のように説明されています。
アルゴは、算数オリンピック委員会(会長:広中平祐京都大学名誉教授・文化勲章・フィールズ賞受賞)、東京大学数学科の学生有志、 第一回数学オリンピック優勝者で、大道芸人としても著名な数学者ピーター・フランクル氏らが共同で発明・開発したゲームです。
算数オリンピック委員会だなんて、聞いただけでもすごいですね。
また、ピーター・フランクルさんも共同で開発しているとのこと。
なんだか作った人を知っただけでも、頭がよくなりそうなゲームの雰囲気が出ていますね。
アルゴを見てみよう
それではアルゴの中身をみていきましょう。
上の画像がアルゴの箱になります。
箱を開けて中に入っている物を取り出すとプラスチックケースが出てきます。
プラスチックケースの中には白と黒のカードとチップが入っています。
白と黒のカードは12ずつあり合わせて24枚になります。
そして、白黒それぞれ0から11までの数字が書いてあります。
これらのカードを使用して数当てゲームを行います。
チップは点数が割り振られていて、赤40点、青30点、黄色20点、緑10点となっています。
説明書にはチップの振り分け方も記載してあります。
ちなみに我が家ではチップは使用していません。
遊び方
では続いて、実際の遊び方をみていきましょう。
アルゴの数当てゲームは2人以上で行うことができます。
最も面白いとされるのは4人集まってペアに分かれて行うペアプレーとされますが、ここでは父と子で簡単に行うことができる2人プレーについて解説します。
まずは4枚ずつカードを配り、自分の前に数字が見えないように並べます。
残ったカードは重ねて山としておきます。
カードの並べ方には基本ルールがあり、左側が小さく、右側が大きくなるようにします。
白と黒の同じ数字がある場合は、黒を左側に置くようにします。
プレイヤーのどちらかが山から1枚カードを引き、相手にわからないように引いてきたカードの数字を確認します。
そして、相手の4枚のうちの1枚について、予想される数字を宣言します。
その数字が当たっていたら、当てられた方はカードの数字を表向きにします。
当てた場合は連続して相手のカードの数字を当てにいくか、山から引いてきたカードの数字を見せないようにして、自分の4枚のカードの中に基本ルールに則っていれることができます。
はずれた場合は、山から引いてきたカードを数字を表にして、基本ルールに則って自分の4枚のカードの列に入れます。
その後はプレイヤーが交代となり、相手が山からカードを引いて、同じことを繰り返します。
最終的に相手側のカードの数字を全て当てたプレイヤーが勝ちになります。
文章だけではわかりにくいですね。
公式ホームページには遊び方が詳しく書いてありますので、一度目を通してみてください。
また公式ホームページ内のデジタルアルゴでは、コンピューターとアルゴ対戦を行うことができます。
Flash Player6以上が必要になりますが、ぜひ一度挑戦してみてください。
子供とやってみた
さてアルゴが我が子の手に渡ったのは、彼が7歳の時です。
妻が面白い物を見つけたということで入手してきました。
価格は税抜き1,429円。
消費税8%で1,543円になります。
そういえば消費税10%になるのですね。
嫌ですねぇ…
話を元に戻します。
息子は早速説明書を読み私に「お父さん、アルゴしよう!」と言ってきました。
手を抜かない私はあっさり返り討ちにしてしまいました。
普段だと負けてテンション下がってもおかしくない息子ですが、アルゴに関しては「もう1回やろう!」と言ってきます。
実はこのアルゴ2人プレーは、運がよければ勝つことができます。
配られるカードの組み合わせと、山から引いてくるカードが何かによっては、相手のカードを絞ることができるのです。
さらには当てずっぽうに言った数字が当たる可能性もあります。
このたまたま当りの破壊力は強く、これが当たると論理的思考ができなくても勝つことができます。
言い換えると、子供でも大人に十分かつチャンスがあるのです。
息子はそれを知ってか知らずかわかりませんが、果敢に挑戦してきました。
そして、運も重なり私に初めて勝ったときは本当に喜んでいました。
勝てることがわかった息子とは、それから何度もアルゴを一緒にやることになったのは言うまでもありません。
今は頻繁にやらなくなりましたが、つい先日はアルゴ大会になりました笑
論理的思考が身についているかはまだ不明ですが、やり始め時より格段に推察能力はついていましたね。
まとめ
ひらめきと論理、頭のよくなるゲーム「アルゴ」を紹介いたしました。
時と場所を選ばす、簡単にできるのが魅力です。
また、お値段もそこまで高くはありません。
冷静にアルゴを見ると白黒カードに番号振ってるだけなので、我が家のようにチップを使わない家庭では、カードを自作してしまえば、アルゴそのものを買わなくてもゲームができちゃいます。
とはいえ、アルゴカードの質感は私は好きなので、購入して触ってみてほしいですね。
何歳からが適しているかはわかりませんが、少なくとも我が子は7歳時ではまりました。
小学校低学年のお子さんには、ぜひ遊ばせてみてください。
真剣な顔、悩んでいる顔、喜びの笑顔、きっと素敵な表情を発見することができますよ。
「アルゴ」おススメです!
幼児版もあるみたい↓