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子育てに正解があるだとぉ!?|世界標準の子育てを読んでみた

世界標準の子育ての表紙

みなさん、こんにちは。

子供を持つ親にとって、子育て・教育についての悩みはつきものですよね。

自分の子育て・教育が正しいのかはわかりませんし、仮にわかったとしても、そこに至るには時間がかかります。

だって、子育て・教育の結果がわかるのは、少なくとも子供が独り立ちしてからではないかと私は考えるからです。

小さいときは育てにくい子だったり、思春期に非行に走ったりしたとしても、そこから立派な大人になるかもしれません。

反対に、成人するまで立派で自慢の我が子であったとしても、大人になってから犯罪に手を染めてしまってはどうにもなりませんね。

こう考えると子育て・教育は、何をもって正しいとか間違っているとかになるのでしょうか。

この問題については学問の経済学の記事でも書きましたが、統計的に・確率的にはこうした方がいいみたいということ頭に入れつつ、自分の子供をよく見ていくしかないと私は考えます。

そんななか、1冊の本が目に留まりました。

そのタイトルは世界標準の子育てです。

この本を手に取ってみて驚いたのは、本の後側の帯に、子育てには「正解」がありますと記載されていたことでした。

世界標準の子育ての後ろ表紙

そんなことを言われたら正解を求めたくなるに決まってます。

ダイヤモンド社の思惑通りに動くのもなぁ、と思いながらも購入しました。

お値段は1,500円+税です。

世界標準の子育てとは

さて、さっそく本を開いてみると、帯の裏側には「環境や時代の変化に負けないたくましい子どもを育てる方法」と書いてあり、その下には「本書は、子どもをエリートにするための本ではありません。」ともありました。

ふむふむ。

つまり、世界標準の子育てとは、エリートではなくたくましい子どもを育てることなのですね。

では、たくましい子どもを育てる方法とはなんなのでしょうか。

外でたくさん遊ばせる?

読書やテーブルゲームで頭をフル回転させる?

一般人には「これが正解だ!」と断定することは難しいですね。

世界標準の子育てでは、多くの親が直面する子育ての壁や、こういうときはどうしたらいいのか?という疑問に対する実践的な内容がふんだんに盛り込まれているのです。

例えば、本の帯にも記載がありますが、以下のようなことに対しては明確な答えがあるとしています。

  • 子どものメンタルタフネスを育てるために、もっとも必要なものは何?
  • 子どもが社交的、積極的な性格になる条件とは?
  • 「しつけ」を教えるときの正しいタイミングとは?
  • 何歳から勉強をさせるのが正解?
  • 学習塾には通わせるべき?
  • 子どもに習い事はさせたほうがいい?
  • お受験させるべき?
  • 兄弟ができたときの子育てで気をつけなくてはいけないポイントは?
  • 男の子と女の子の育て方で違いはある?
  • 子育てにおいての、母親と父親の役割とは?

これらの内容に明確な答えがあるだとぉー!?

となる方もいるかもしれませんね。

実際、本を読んでみた個人的感想としては、「正解」と言われれば確かにそうなのかもしれない。

書いてあることが「それは違う!」ともならない。

なるほどーと考えさせられる内容がちりばめられていました。

世界標準の子育ての3つの条件

では、世界標準の子育てとはなんなのか?

世界標準の子育てには3つの条件があるとされています。

世界標準の子育て3つの条件
  1. 自信
  2. 考える力
  3. コミュニケーション力

この3つの条件をいかにして満たしていくかを年齢ごとにステージ分けして詳しく解説してくれています。

年齢ごとのステージは以下の通りです。

ステージ1 0~6歳
ステージ2 7~12歳
ステージ3 13~18歳

ステージ毎にどのように条件をクリアしていくかについて詳しいことはいえませんが、例えば自信に関しての説明では次のように説明されています。

ステージ1:根拠のない自信を育てる

ステージ2:根拠のある自信を育てる

ステージ3:自信を確信にする

つまり、生まれてから小学校入学前までに根拠のない自信を身につけさせ、小学校の間に根拠のある自身を身につけてもらう。

その後、中学校以降の心も身体も大人になっていく時期に、身につけてきた自信を確信に変えていくのですね。

本中では、根拠のない自信は親が育てるもの根拠のある自身は子ども自身が獲得するものと説明されています。

根拠のない自信は親が育てるものと言われても、ピンとこないですよね。

結局、親としては何をどうしたらいいの?となります。

世界標準の子育てでは、親が具体的にどうするのがよいのかについても詳細に触れています。

具体的な行動が示されていると、人は動きやすくなりますからありがたいですよね!

実践できるのか?

さて、私は子育てや教育に関する本を興味本位で40冊くらいは読みました。

どの本も読むと、なるほどーと思うことが書いてあります。

しかし、そりゃそうだろうなというようなことも多かったです。

そして、何冊も読んでいると、どこかで読んだことがあるような…という内容が重なって感じることもよくあります。

何度も口で言っても言うこときかないならゲンコツがいい!とか、テレビゲームはさせまくってもいい!とか、遅寝遅起きでも全く問題ない!とか、自分の概念を根底から覆すほどの衝撃を受ける内容にはなかなか出会えません。

つまり、本の中でいいとされることは、子どものことを真剣に考える親であれば、だいたい共感できる内容ではないかと私は考えます。

頭ではわかっているのです。

問題は、わかってはいるけどなかなか実践できないということですよね。

アルコール中毒の方はアルコールが身体に悪いとわかっていても、断酒を実践できるかというと簡単とはいえない。

太り過ぎで糖尿病の人が痩せる必要があるとわかっていても、ついつい食べてしまう。

子どもに「早くして!」と言いたくないけど、急いでいるときは、ついつい口から出てしまう。

頭で理解することと実践できるかどうかは別なのですよね。

とはいえ、道標が頭に入っているかどうかで、親としての態度も変えることができます。

世界標準の子育てでは具体的な行動が数多く記載されています。

もちろん全てを実践することは容易ではないですが、行動変容を起こしやすい内容になっていると私は考えます。

パートナーと一緒に読もう(シングルは除く)

実践に向けて最大のポイントは、子育てのパートナーにも本を読んでもらい同じ知識をインプットした上で、子どもに対して共通したアウトプットを行うことです。

世界標準の子育てでは父親・母親の役割についても述べられていますが、この本を父親・母親のどちらかしか読んでいなければどうなるでしょうか。

例えば、母親は早く寝かしつけたい、一方で父親は仕事で帰りが遅くなっても子ども達と遊びたいとなると上手くいきませんね。

また、夕食時に母親はテレビを消して家族で会話をしたいと思う一方で、父親は野球を見たいといったことも起こりうるでしょう。

そうなるとお互いの関係がぎくしゃくしてしまいますし、子ども自身も父親と母親の言うことすることが違っては混乱してしまいます。

本を読んだ側が読んでない側に「こうするのが良いんだよ」と口頭で伝えることが多いと思いますが、真剣に頭に入れてくれるかはわかりません。

特に妻から夫にはいくら言っても聞く耳をもってもらえないかもしれませんね。

しかし、自分で本を読むと意識が変わりやすくなります。

人に言われたではなく、自分で読んで知ったことの方が受け入れやすいのですね。

なかなか聞く耳をもってくれない相手に本を読んでもらうことも簡単ではないと思いますが、とにかく少しでも目を通してもらえるように工夫しましょう。

とにかく自分だけでなくパートナーにも本を読んでもらうことがなにより大切です。

子育てのパートナーにも読んでもらおう!

まとめ

世界標準の子育ては、世界と日本の子育てを顧みて、親として何をどうしたらよいのか実践的な内容を提案してくれます。

もちろん人によって合う、合わないがあるわけですが、自分の行動基準の参考に、ぜひ一度目を通してみてください。

それではまた。